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アーシングってどうよ?
- 167 たいちょ 2003/11/05(Wed) 17:38
- わーい、リアクションがあって嬉しいなっと(^^)
わたしも読みかじりで書いてますんで誤解してる可能性が大なのでツッコミ大歓迎です。
>(インダクタンスというのは導体を何回かグルグル巻いたものの事であり、コイルと同義語であるの
に、「コイルのインダクタンスで」とされるとミスリードを誘発すると思うのですがそれはともかく^^;)
とりあえず、コイルとインダクタンスは別物です。
電気が通る物にはインダクタンスとキャパシタンスと抵抗はつきもので、コイルはインダクタンス成分を設計したものです。(付随的にキャパシタンスと抵抗もついてる)
>たいちょさんの書き方だと、イグニッションコイルの一次側を飽和させるのに一定の時間がかかるので、なんらかの工夫をして電源電圧を数mV昇圧させても、時間が足りずに二次側で数Vの変化さえ起こらない、という事なんですよね?
>ならば、ニューボルトを装着してコイルに20Vを供給しようとしても、一次側には12Vしか供給されないので、少しもパワーアップには繋がらない、という理屈になりますね。
んと、ちょっと違います。
「一次側を飽和させるのに一定の時間がかかる」のはそうなんですが、実際は飽和させて使ってません。
6Aとか8Aとかある電流値になった時点で(インダクタンスに蓄えたエネルギーはその時電流で決まる)点火するようになってます。
この辺の仕組みは車によって違うかもしれませんが、たとえばSWの場合、イグナイタの信号はIGt,IGfがありますが、IGtはECUからの点火信号でHighで通電開始、Lowで通電カット(=点火)です。一方IGfは通電開始でHighになって、一次電流が一定値になったところでLowになります。
つまり、IGfがhigh→Lowになってから、IGtがhigh→Lowになるまでが、「ムダに流れている時間」です。
こいつを小さくするように次の通電開始タイミングを変えるのが閉角度制御です。
なので、電源電圧が上がって電流の立ち上がりが早くなっても制御が生きている限りは点火時の一次電流が一定になるように補正されてしまいまうので、結果的に一次電流は変わらないんです。
>(CDIならば瞬時に数百Vを一次側に供給するので、たいちょさんが仰る一次側の飽和時間に関係なく、二次側にも高圧が発生しそうですが)
CDIとインダクティブ点火(でしたっけ?)の違いは点火エネルギーをキャパシタンスに貯めるかインダクタンスに貯めるかの違いだけで本質は同じだと思いますが。。。。
>果たしてそうなんでしょうか?
>プラグが早期に磨耗するというニューボルトユーザーのレポートが数多く見られるが、それが本当なら点火は確実に強くなっていると言えると思うのですが。
ニューボルトでプラグが早期磨耗するのは、先の閉角度制御のガード値を超えてる為、制御しきれてないんだと思います。
ただ、日本語のHPにあるように、35倍とか70倍の点火エネルギーと言うのは眉唾だと思います。せいぜい5割増しがいいところでしょうね。
ところで、点火強化してもパワーにはさほど利かないと思うんだけどどないだ?火炎伝播速度は変わらんのじゃない?ノーマルはそんなに失火してるのか?
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