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新規スレッドを立てる事もない質問スレ
1277  名無しさん@陽気な不良外人  2003/03/04(Tue) 03:08
タービンに加吸圧を逃がすためのアクチュエータがついていますが、
3S−GTEはアクチュエータの手前にVSVがついていて、
VSVはエンジンコンピュータのTPCのラインで制御されてます。
通常、加吸がかかると、エンジンコンピュータは加吸圧を監視して
加吸圧が規定値(最大加吸圧)を超えない範囲なら
アクチュエータへかかる圧力をVSVで逃がし、
アクチュエータを動作させないようにして、加吸圧が上がるようにします。
最大加吸圧(0.72?)に達したところで、VSVを閉じて、
アクチュエータに圧力が行くようにして、オーバーシュートや異常加吸を防ぎます。
かんたんな構造ですと、タービンからアクチュエータ直結で
アクチュエータの作動加吸圧=最大加吸圧ですけど(ちょっとはオーバーシュートで上がるかもしれない…)、
3S−GTEやエンジンコンピュータで加吸圧を制御しているエンジンの場合
エンジンコンピュータで設定されている最大加吸圧と
アクチュエータの動作加吸圧が違ってくるわけです。
何でこんな面倒な制御になってるかわかりませんけど…
プログラム的に加吸圧を変更できるからか、
エンジンコンピュータやTPCがいかれても異常な加吸圧がかからないようにするためか。
ためしにエンジンコンピュータのTPCラインを引っこ抜くと普段よりも加吸圧があがらないと思います(0.5くらい)。
VSVの制御が入らないので、タービンとアクチュエータが直結になるからです。

TPCを12VかGNDのどっちかに落とすと(忘れた)、
VSVが常時開放になって、もりもり加吸圧があがります。
エンジンコンピュータ的には1.3kで異常加吸圧と判断して
強制的に燃料カットがかかるようですけど…
1.2くらいまでノーマルでいけるってことか?(笑)


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